(C)2002-2*** USAGI-CHANG RECORDS. All Rights Reserved.




<筆者profile>


AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
<favorite>
SMD/Star You Star Me/
Ewan Pearson/deetron/
GusGus/Lindstrom/
Rex The Dog/kompakt/
Winding Road/Compost/
Sonar Kollektiv/
Bear Funk/Cr2/
Nu Groove/New Order
(incl.The Other Two)/
Dave Stewart & Barbara Gaskin/The Rah Band/
Everything But The Girl/
Yoshinori Sunahara/
Takagi Masakatsu/
Hiroshi Watanabe/
Cycheouts Ghost/
Cherryboy Function/
aM/aus/etc...

<SNS>
mixi / myspace
<demo>
1/2/3/4/5
RSS1.0
「Petit murmure d'aujourd'hui」MISSWONDA  「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)
「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine

「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)
9/27(木)
item381326p1[1] Ewan Pearson/Piece Work (myspace) (amazon)
Ewan Pearsonリミックス集。Ewan Pearson何故かマイスペースで聴けるトラックは地味ですが、ハイファイ正統派(?)エレクトロです。アルバム試聴はamazonのほうで。シンセの音が大好き。手掛けたアーティストもChemical Brothers、Freeform Five、Goldfrapp、Franz Ferdinand、Pet Shop Boys、Royksopp、Depeche Modeなど、スゴイですね。内容も今聴いててどれもかっこいいんだけど、マスタリングがダメで残念・・。Hi出過ぎでカタ過ぎ、耳痛い。。ってことではじめてiTunesのイコライザ機能を利用してHi落としてみました。wavで音聴いてるくらいなので、こういうのは邪道と思ってましたが、曲ごとに登録出来るのでこのアルバムだけ変えて設定してしまいました。便利ですね。
そうそう、マスタリングといえばホントウチでもいい質感作れるようになって。機材とソフトの使い方など色々あるんですが、やっと今までわからなかっただいたいの謎がとけたって感じです。もちろん本格マスタリングスタジオと環境は違うんですが、核となるポイントがあってそれでほぼ質感が決まるって感じで。こないだいい音方法論fix出来たので密かに製作している僕ソロ作の1曲もマスタリングしてみたんですが、ホント自画自賛だけどいい音。元々MIXの段階というかその手前アレンジから音のことしか考えてないくらい鳴りのバランスを中心に考えて作ってて、確実に過去最高の音像だなってのはあったんですが、マスタリングで完璧になりました。単純に鳴りって意味だけで言うと人生のウチで達成したかったことの9割くらいはこれで出来た気がする、という大袈裟な発言ですが(笑)まあ音楽って音だけじゃないですし、音だけ見てもMIX的見地と別にその手前のシンセやサンプルのEDIT(今はDAW進化により製作中に半ばmixしていくことが普通になった為、この辺の境が曖昧ですが)など、まだまだ極めること沢山あるんですが。あと、この自画自賛してる自分の音像が常に出せればスバラシイんですが、これがまた難しい。つまり上記したMIX的見地と別のアレンジ・音選びとかそういう部分が基本で音って決まるので、音楽スタイルやアレンジの方法でもかなり違いが出てくるのです。そんなことは昔からわかってたことなんだけど、改めてこの辺と今後の自分の製作スタイルとどう折り合いをつけてくかな、みたいなことを検討中。とりあえず僕ソロのはひたすら音最優先でまとまったカタチになるまで作ってこうと思ってます。misswondaは今のとこ音像に各々開きがあって今までのようなペラっとした感じのもあるし、リバーブでかなり広げてるのもあるんですが、その辺もコントラストになればいいなと。
しかし自分はずっとハイファイな音が好きだと思ってて、実際そうではあるんですが、だからと言ってHiが多く出てる音が好きなわけでは無いということに最近気付きました。Ewan Pearsonの例えばSlamのトラックとかSomaのコンピで聴いてて、そっちの音は好みだったんだけど、もっと全然ミッドが出てるんですよね(ミッドが出てるほうが奥行きを感じる)。だけどやはりヌケも良くて音のスピード感・ちょうど良い硬質感もある。あとは暖かみとは違う重み・安定感のあるアナログ感、若干のアナログ歪みと倍音感。シンセとかの素材自体がハイファイでこういうバランスのものが一番好きで、これが自分にとってのハイファイのイメージだったんだなぁと。まりんとかよく聴いてみたらHi出てないんですよね。ミッドが出てるけどこもってない音っていう感じ。当時すごいハイファイに感じたなぁ。
またオタクな話しで長くなってしまった・・。
9/25(火)
411[1]Sally Shapiro/Disco Romance (myspace) (amazon)
アルバム出てたので買いました。ありそうで無い、エレポ系インディーポップってやつ。ほんとありそうで無いですわ、ぱっと90年代以降思い付くのセイントエチエンヌくらいか。セイントエチエンヌも意外にこんなモロなのばっかじゃないし。まあインディーなんで自分が知らないだけかもしれませんが、例えば近年だとアニーとかコマーシャルブレイクアップとかミルキーとかそんなのも含めるんだったらある程度ありそうですけど、これはまた随分伝統的だからなぁ。アルバムもホントこの感じの曲がただ並んでるだけでアルバムとして特にというのは何も無かったですが、こういう感じのをやってること自体が貴重というか(笑)←もちろん褒め言葉だし、やっぱり好きなメロディーやコードラインです。しかし結局これをエレポップって言っていいのか、煩い自分はちと悩みますね(笑)。エレクトロインディーポップでどうですかね。ウサギチャンもエレクトロインディーポップレーベルと謳ってますなそういや。

たまにのDAW情報。POWERCOREにTUBE-TECHのCL1Bが出たということでお試し版でチェックしようかと思ったんですが、僕のエレメントでは試用版使えず。製品は使えるみたいです、なんなんだ。ココで実機と比較試聴出来るんですが、聴いてしまうと粘りとか太さとか全然違うじゃん!と思ってしまいます。表むきはもちろん似てますけどね〜。この差は大きいな。あとUAD-1のマキシマイザは現在試用中。ぱっと2mixに試した感じ太くていい音になってました。
9/19(水)
51ggPlxll1L._SS500_[1] Guther/Sundet (myspace) (amazon)
こないだMorr Music紹介してた時にちょっと書いたやつ。これはその後買いました。比率としてポストロック・ニカ的要素1、インディーポップ9くらいの感じで、Au Revoir Simoneとかもそんな感じだけど、やっぱ最近の傾向なのかな、色々通過後のシンプル指向というか。印象に残るのは頭3曲くらいですが、印象に残らないのもそれなりに良い雰囲気。良質インディーポップいいですわー、自分も自然と回帰出来る感覚っていうか。ここ最近のはやっぱしょぼく無いのがいい。Au Revoir Simoneなんかしょぼいと言えばしょぼいけど、やっぱしょぼく無い。もっと自然な感じがします。特に最近のMorr Musicは良質な印象だなー。これが2000年代後半のインディーポップスタイルなのかな。自分が2000年以降そっち全く見てなかったので、よくわかってないんですが。でも2000年代前半は完全にエレクトロニカですよね。その頃はこういうのは古いって時だったはず、ベルセバとかからニカ勢に世代交代みたいな。たいして見てないので半ば憶測ですが。。それからまたここまでシンプルなのが出てきて面白いです。このGutherのは2ndなんですが1st試聴してみた印象ではやっぱ2ndのほうが自然回帰的な印象。なんかもう90年代のと何が違うかって言ったらほんと上記したような微々たることとか、心持ちで変わるようなことばかりですよ。やるほうも聴くほうも。でもやっぱ今の、なんですよねー。
因に3年くらい前のLali Punaも友達に借りて聴いてるんですが、これはやはり時期と同様か前半と後半の間くらいの印象。今もMorr Musicはこういうの多いと思いますけど。これもホント良いですわ〜。
自分はホント雑多に音楽探すんだけど(これも渋谷系の影響か)、やっぱこういう響きのものも追ってないと楽しくない、というか自分の基本となる部分はやっぱりここだな、と。そして先鋭的では無いけれど、こうして今を自然に感じられるものが出ていて、そこからまた触発されるものがあったり、なんかまたすごく楽しくなってきました。そんな中misswondaの製作、もうホントに真剣にやってます。今度の作品はその響きがどうとかだけじゃない、ホントにトータルで良い世界観が感じられるものを目指して作ってます。なのでホントに音のディテールにこだわってる。今まで表面の質感とクオリティがどうしても求めるものにならなくて、なのでマスタリングはどこか良いとこに出さないとならないかな、と先を検討したりもしていたのですが、今日色々実験中にとても良い響きを得られる方法を発見して。これで完パケまで自宅スタジオでいけそうです。
9/17(月)
ひたすらMISSWONDAの音作ってます。今何割くらい進んでるんだろ。。とりあえずまだ録音が全然終わってないので、今年はいっぱいかかる感じで。しかし目標というか考え方を自分達内の普遍性(←よく考えると全く意味のわからない言葉ですが。。わかる人はわかるか)みたいな所に定めてから、全くというものプレッシャーみたいなのがありません。すごく良質かつ揺るがないものが構築されつつあります。自画自賛。

jake070228[1] 宇多田ヒカル/Beautiful World (WEB) (amazon)
レンタル品は写真UPしてなかったんだけど、なんか殺風景なのでやはり上げてみました。新曲なかなかいい感じです、ハイファイ・クールで好み。宇多田サビで遊べない時は手前のBメロとかで凝ってること多くて面白いですね〜。これはエヴァンゲリオン新劇場版の主題歌らしい。エヴァ見たこと無いけど。しかしどうでもいいことなんですが、これツタヤで借りる際店員が2泊3日を1週間に打ち間違えて。間違えちゃったので1週間でいいですってことに。そんなもんなんだーって感じでした。

41t-YD-7hAL._SS500_[1] Q;indivi/ivy; (amazon)
元気ロケッツなど作ってる田中氏のユニット。どんどん売れていきそうな気配。ひさびさに聴いたら凄く見せ方等かっこよく固まってるんだなぁという感じでした。クールさと泣きのバランスとか最近僕も好みの感じだなぁ、かっこいい。特に泣きの押しの強さとか畳み掛け感とか、こういうクセの強さは昔から持ってた感じで、それがこうしてメジャーなカタチになってホントに良い結果になってるなぁと思いました。ホントこういうのがめちゃめちゃ売れてくれたりすると、色々世の中的にいいですね。で、すみません、これも友達に借りちゃいました。今度買います。

あと江森さんのプロジェクトyoga' n' antsのmyspaceが出来てて、めちゃめちゃスピリチュアル系(笑)でかっこいい。来月アルバム発売です、楽しみ。
9/16(日)
Sound Concierge #702 "Electric Heaven" FOR HYPER DISCOTHEQUE (amazon)
FPMのMIXCD最新作。ツタヤレンタルしてきました。最近のエレクトロ系でKlaxons のSimian Mobile Disco MixとかPara One Surkin Mixとか。一番好きだったのはKlaxons/Magick [Simian Mobile Disco Mix]で、やはりという感じでした。あとは頭のFracesco Tristanoも延々ひっぱる感じがなかなか良かったのと、ヤングパンクスもこのmixで聴いたらまた違う質感でなかなか良かったです。ひっかかったのはそれくらいかなー。このシリーズはだいたい借りてきて耳にしてるんですが、3年くらい前の#404が奇跡的に面白い感じに集まってて、なかなかそれを超えるのはそれ以来無いかなーと、個人的には。#402もすごく面白いトラックいくつか入ってますけどね。その当時よく取り上げられてたエレクトロ・ハウスみたいなのが個人的に結構合ってたのかも。
しかしFPMのMIXCDもclub music編のやつ(jazzぽいのとかカフェアプレミディ的なやつもある)はどれも統一した質感がある気するんですよね。独特のまとまり感がある鳴りというか。やはりFPMぽい。マスタリングが今回のとか見るとJVCの原田さんって方で結構年輩の方なんでそんなにダンスミュージック得意とかでもない気もするんですが、どうなんだろ。
9/14(金)
普段あまり人のブログって見ないんですが、たまたま某サーバ会社の社長のブログを読んでみたら、なかなか面白かったです。わりと坦々と冷静でありつつすべての話しが興味深かったり。一番面白かったのは、すごく合理的な所。現実的というか、例えば東京のビジネスホテルが高くて1万円以下で泊れる所があいてない(普通にあると思いますけど、やはり次元が違うのかな...)話しとか。金額の大小の話しだけでは無いですが、他にも「飛行機利用する際こういうプランを利用するとお得」とか、そんな話しが沢山出てきて。関西の方らしいのでその辺にも起因しているのかもしれませんが、大きな会社の社長になっても現実的な所にどこか好感が持てました。現実的っていうのは常に正しいことを見ようとしてるってことだと思うんですよね。そして恐らく元々いい加減だった人が社長になって現実的になるというパターンは無いでしょうから、元から変わってない、見失ってないってことだと思うんです。元々持っている理念みたいなものはずっと変わらず来てるんじゃないかなぁなんて、全然わかんないですけど。
ところで今日本屋さんで探し物をしてたら、ミュージックマガジンの渋谷系特集みたいなのが目に入って。これだいぶ前にabcノムラくんがブログに書いてるのを見てたんですが、まだ本屋にあったんだ、って感じで。一通り立ち読みで全部読んだんですけど。で、とりあえず自分にとって渋谷系っていうのはどういうものなのかな、と再考してみました。僕の渋谷系との最初の出会いは、どっちが最初か明確に覚えてないんですがピチカート中期のベストかオリジナルラブのベスト。これが高校3年くらいの頃(13年前、94年)で、僕田舎に住んでたんですがTVがアンテナで入らないくらいの田舎で。ローカルのケーブルTVみたいなので見てたんですが、何故かスペースシャワーTVのデータも来てたんですよね。お金払ってないのに。スペシャ逆に今もう見ないんで解約しちゃいましたが・・当時は結構渋谷系的なのが流れてて、その後お世話になることになるカーネーションなんかも流れてたり。ピチカートは東京は夜の7時のハウスバージョンがかなり印象に残ってます。たしかモノクロの映像だった。そんな感じでスペシャで見て知ってCDも買ってみて、ってのが最初でした。で、この時期フリッパーズはもう解散してて(ですよね、よく知らないんだけど)、なのでスペシャでも流れてなくて。コーネリアスはどうだったんだろう、とりあえずたぶんまだ知らなかったです。オザケンは民放にも出ててかなり売れてましたね。なので知ってたんだけど、僕にとっては何故かドリカムとかと同じような位置付けというか。やっぱピチカートが他のJ-POPと響きが一線を画してたので、特別なものとして興味を持っていたのはよく覚えています。で、その後1年くらいピチカートは色んなアルバム聴いてみたりしてて。BOSSA NOVA 2001とか。そういう流れでフリッパーズやコーネリアスの1stなんかも聴いてはみてたんだけど、こういうのもあったんだーくらいであまりひっかからなくて。特にフリッパーズは出た当時の意味が大きかったわけですよね、なんか人の評価とかを聞くと。僕は全然リアルタイムで通ってないので、その時点でだいぶ通ってる人との違いが出てるのかな、と。でコーネリアスはすぐ2ndが出てたんだけど、だいぶロックな内容で、僕にとって渋谷系ってギミックがどうとかいう前に、まず普通のJ-POPより洗練された響き(たぶんメジャー7多めのコードと、ソウル/ソフトロック系に影響受けたメロディーライン、のこと)って思ってたのがあったので、そういう意味でもあまりひっかからなくて。ピチカートはその後もリアルタイムで出てるものは聴いてたと思うんですが、特にハマってたのは知った最初1年くらいだったと思います。とりあえずその辺で普通のJ-POPより洗練された括りとしてシッカリ認識は出来たんですが、その時点ではどのくらい影響を受けてたかというと、重要度100がMAXとしたら30くらいかなぁ。自分が聴いてる音楽の重要度全体の3割としたら大きいと言えば大きいんですが、染まりっきりってわけでも無かったと思います。
で僕にとって今やってる音楽とかアーティストモノの活動としての直接のキッカケは、その次の世代なんですよね。90年代も後半、僕22歳くらいの頃、シンバルズ、アドバンテージルーシー、ショコラ、スーパーカー、ラウンドテーブルなんかをすごい聴いてて。やはり当時から完全に女子Vocal好きで(笑)ニール&イライザ、カジヒデキはイマイチでした。キリンジもほとんど聴いてなかったり。スーパーカーもミキちゃんボーカルの曲のほうが好きだったな。
とりあえずSOCOPOってのはもう完全にその辺の影響丸出しだったわけなんですが、当時はメジャーのほうでいくつもアーティストが動いてたってのもあって、憧れがあったり、それが直接のモチベーションになってましたねー。それが今は捻出するのって修行みたいな感じですよ(笑)、もう慣れましたけど。
そんな感じでむちゃくちゃ長く書いたわりには、で?って話しなんですが、僕にとってはちょっと曖昧な感じですね、渋谷系。確実にその流れでアーティストになったんだけど。最初の世代から次の世代までじょじょに、って感じですかな。あと20代半ば以降はまりんさんとかテイさんとか打ち込み系の人を神としてました。
で、これからっていうのはもう既に細分化が激しくてパーソナルな感じですが、それでもその影響下の人達は点在してるし、エレクトロニカとか最近の永田さん周りとかみたいにシーンになってるものもあるし、必ず大きく影響受けた血は残るので、完全に無くなるわけじゃないとは思います。僕もひっそりインディーでもまだ新たな視点でやろうとしてますし。
ただもうなかなか見えやすいカタチにはならないのかなぁっていうのはあるんだけど。そもそも渋谷系っていうのはどこまでをさしてるんでしょうか。エレクトロニカは渋谷系なのか。そういう風になってくるともうそういう言葉自体はどうでもいいんじゃないか、と僕は思ってしまいます。渋谷系以降の細分化、みたいな今わかってる人にはそんな認識で、これからの若い人はそんなことも知らないってなるかもしれないけど、それはそれで。べつに知らなくても単純に面白い感覚とかそういうものが伝わっていけばいいんじゃないかと。
9/12(水)
Bonnie Pink/Thinking Out Loud (amazon)
今年出た新譜。TSUTAYAレンタルしてきました。正直アルバム全体聴く程好きというわけでは無いんですが、このアルバムで言うと1、6、10、12なんかはすごく良いです。近年作はR&B感のバランスが面白い。質感が外側にアナログ的ローファイ感があり、中側にcoolな透明度を持つというようなイメージで、ありそうで無い音になってる。それにしてもこのくらいのポジションのシンガーソングライターで10年以上活動して評価も維持してるってすごいことだと思います。なかなかいそうでいないですよね。
9/9(日)
昨日はEMのK君が遊びに来てイエ呑みしつつ色々打ち合わせなどを。フレキシブルかつ主張もある人でバランスが良いです。今後の動きに貴重なパートナーが加わったって感じ。夜からは知人のフクタクくんのイベントへ代々木のlaboに。1週間ぶりにまたきなこもち君とイーヤンにも再会。あと随分前からネットで知り合いだったアユピコちゃんにもやっと会えました。

Fusik/Sunset Dance (cisco) (amazon)
井上薫とi-depの藤枝伸介によるユニット。とのことなんですが、アルバムは買ってなくてiTunesでLittle Sunset Danceのみ購入。この曲は井上薫的というかバレアリック/チル系で、なかなか気持ち良いです。そういえば去年の後半から今年の頭くらい一番バレアリック辺りハマってて、自分もそんな感じのものを作りたくなって何100コとデモ(曲というより断片)を作ってたんですが、結局アーティスト性が固まらずみたいなカタチで全部ボツ。で、春頃からもっかい改めてもっと広い視点でコンセプト組み直してやってます。こないだやっと1曲完成した。これはゆ〜っくり進行していつかミニアルバムくらいのものが完成する予定(笑)。

People Press Play/S/T (myspace) (amazon)
これもiTunesでThese Daysなどを購入。Morr Musicからの新譜でシンプルに良い曲です。他にも最近のMorr Musicタイトルいくつか試聴してみたけど、最近はもうシンプルなインディーポップに回帰してるようなイメージですね。あまりポストロック/ニカ的なっていう推しを感じないというか。回帰って結局ほとんど変わってないとも言えるんですが、やっぱし通過後は洗練されてるというか、安定したイメージ。gutherなんかもすごくいいです。
9/4(火)
こないだから製作してたミクロの番組「Microck TV」ようやく予告編の公開に至りました。ひさびさにインディーズの臭い全開な感じ(笑)。しかし今日はやたらと疲れていてあんまし笑いの気分で無かったり。やたらと↓のCDが気持ちいい。

item353880p1[1]V.A. Mixed by Eitetsu Takamiya/Silent Dream (cisco) (amazon)
疲れてるからかわからないけど、めちゃめちゃ癒されます(笑)。フラワーレコード高宮永徹氏のMIXCD。フラワーレコードと言うと正統派クロスオーバー系のレーベルですが、このMIXCDは意外にもチルアウト。けどクルーエルとはまた違った独特のソフィスティケイト感があり、やはりフラワーぽいです。というか今よく詳細見たらちゃんとレーベルのトラック使ってるんですね。再編集ってことで音いじったりはしてるみたい。
9/3(月)
item348219p1[1]V.A./Total 8 (cisco) (amazon)
コンパクトのコンピ。今年はこういうのだと他にcocoonとkompakt extraのコンピ買ってます。ミニマルなのでどれも同じと言えば同じですが(笑)やはり好き。この感じをしょぼいと形容する人もいるんだけど、しょぼいって言うのはおそらくこの1shotのリズムキットやシンセシーケンスがテクノ的に線の細い質感になってることを言ってるんじゃないかと。僕はこれが好きなんですけどね。ホントにシーケンスとしての打ち込みが好きっていうのを実感出来る。あとはやっぱハウスとのギリギリのバランスですねー。この辺が好きな理由はずっとそれ。
このコンピ前半はわりとPOPにカラフルな流れ(Rex The Dogとか)でいきつつ、じょじょにコアに深まるって流れですね。同じコンパクトでもこないだワタナベヒロシがkaito名義か何かでmixしてたやつとは随分違いますね。あれはkaitoぽい選曲になってた。
9/2(日)
昨日は超身内イベントROUND AND ROUND第2回。いつもの人達に加えてマックのミチさんユキさん、アンダーグラウンドシーンの知人イトウさん(エレガント)きなこもちアイスくん(アフロディーテファンクラブ)にもDJしてもらいました。僕のセットリストは(毎度iTunesに入ってるのですぐ出せる)
Propaganda/The Murder Of Love ESG/Dance To The Beat Of Moody Gus Gus/Moss (Tim Deluxe RMX)
As One/Interstellar The Field/Everday
30分だとこんな感じでちょっとですが、頑張って繋ぎました。最初失敗したけどだんだんイイ感じに!
終わった後は軽く呑んできなこもちくんとその友人イーヤンと青山OATHへ。やけのはら氏のDJとcherryboy functionのLIVEをみる。最近度々この界隈のイベントへ行ってます。とりあえずMC-505であそこまで出来るってのがスゴイ...。センスホント良いですわー。
そうこうしてるウチに僕31になってました。かなりのオッサンになったものです。イベント合間にきなこもちくん、イーヤン、その友人達計4人程とコンビニでカップラーメンなどを買い、皆で外で食いつつ「ブレイクコアってどういうものだったの?」とか”ゼロ世代”とか知らないことを色々教えてもらったり。青春ぽいなー。31ですけど。ちなみに彼らはまだ23、4。若い。でも話してみるとやはり今核が無いとか見え過ぎてて何も無いとかいつも僕が言ってることと同じことを言ってて、感じてることは同じなんだなぁとか思ったり。でもやはり良くも悪くものネット世代だからか情報に強い。今の音楽もみんな知ってるし、結構昔のものまで勉強してるし、僕が今の歳までに得た知識量とそんなに変わらないレベルで話してるから凄いなぁと思いましたよ。

本日のCD
松任谷由実/LOVE WARS 松任谷由実/天国のドア
ユーミンのサイト全作品が試聴出来て便利。本来全アーティストがこれくらいして欲しいものです(笑)。今はやはりこの89年の「LOVE WARS」、90年の「天国のドア」が最高です。中〜高の頃リアルタイムで聴いてました。こないだ松任谷期の掘り直した際気付いたんだけど、「LOVE WARS」からめちゃめちゃ音良くなってるんですよね。クレジット見たら海外のプロデューサー/エンジニア入ってて。スリラー(マイケルジャクソン)とかもやってる人。なるほどーって感じでした。
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