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<筆者profile>


AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
レーベルプロデュースと併せて、作・編曲、エンジニアリングなども行う。
現在MISSWONDAの2ndアルバムを製作中。
UK NEW WAVEからアンダーグラウンドなテクノ・ハウスまで様々な音楽を好みます。具体的にはココとかココのfriendを参照。
<SNS>
mixi / myspace
<demo>
1/2/3/4
RSS1.0
「歌とワインといろいろな声」MISSWONDA

「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)

「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine

「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)
8/28(木)
Various/Kompakt Total: 9
前回も買ってたコンパクトのコンピ。前回はまずまずって感じだったけど、今回のは何か面白い。POPなものも多かったり、基本のミニマル・クリックの部分にカラフルにMIXされてるような。プリンストーマスのMIXCD以来、ひさびさにいいなぁって思ったCDでした。
そんな感じで音も進めてますが、やっとこ併行して音以外の準備もはじめつつあります。この時点で今年春くらいに想定してた予定から4ヶ月くらい遅れちゃってるんですが、、自分は納得するまで進めないのでしょうがない。そして一個一個固めていかないとちゃんと出来ないタイプ。でもそれで確実に頭の中にあるプランを具現化出来るのです。間違ってないです(笑)。今年の末でリリース3年お休みしちゃってることになりますが、、さすがに休み過ぎ。来年は必ず!もう来年かよって感じですが(笑)確実に来年ですね、再スタート。皆様よろしくお願いいたします。
8/22(金)
Rex The Dog/Rex The Dog Show
ずっと好きだったRex The Dogのアルバムが遂にリリース、ということで買いました。最近耳の慣れの感覚の進行がすごく早くて、なかなか新鮮に音楽を聴けないのが悩みだったりするのですが。Rex The Dogもそんな感じで数年前耳にした時の衝撃がもうあまり無いのが残念なのですが、それでもこの音ヌケのセンスはズバ抜けてますね。自分が今作ってる音源も直接所謂なエレクトロでは全然無いんだけど、やはりclub musicを通過した感じにはなっていて、今だとこういうコンプ感によるヌケにやはりなりますねー。早くリリースしないとな。。というか僕が一番愛用しているとあるアナログ機器が完全にこの感じの音に強いというか、超どメジャーで普通にナチュラルな処理に沢山使用されてる機材なんだけど、それをハードに使うとこういう風になっていくんですね。それが楽しくてどんどんやり過ぎてしまった(笑)。右のdemoの4番でその感じの聴けます。もう1年以上前の音だけど。misswondaはPOPフォーマットの基本路線変わってないけど、リズムだけそんな音になってる(笑)。話しがそれたけど、レックス・ザ・ドッグはリミックスワークのほうがもっと派手ですごいんですよね。デペッシュモードのもすごく好きだったし、プロデジーのもすごかった。iTunesで買った圧縮音源でしか持ってないので、リミックス集も出たら買います。
8/18(月)
今日はCD流通や配信事業などを行っているバウンディという会社にて打ち合わせ。一般の方にはCD流通の会社など馴染みが無いかと思われますが、この会社元々3Dシステムという、プライエイドレコーズというレコード会社のポリスターの関連会社の関連会社(ややこしい。。今はスペースシャワーネットワークの関連会社とのこと)で、今だとfelicityとかポラリスのレーベルとか、前からも所謂そういう雰囲気のイメージで。しかし今結局渋谷系という言葉がどうなのか自分もよくわからなくなってきたので(※下記追記)「死語が掘り起こされまた死語になったような、結局よくわからないので恐縮ですが..」などとそのまま話したりしていました。担当のSさんがAWDR/LR2というレーベルもやっているとのことで、ポートオブノーツの小島さんのソロが近々リリースらしい。DSKがソロだったんじゃなかったんだ(笑)。
土曜はbullさんという若い世代(?)のコのフューチャーポップラウンジというイベントへ。まさに前やっていたウサギチャンナイトフィーバーを引き継いでくれたかのようなイベントで、お客さんも沢山入ってました。去年はひぐま君が似たようなイベントをやっていて打ち上げだけ行ってたのですが、夏のこの感じのイベントでだけ年1で会う人も多く、あぁまた1年経ったんだ、って感じです。この日はその名はスペィドのスガマ君とひさびさに会ったのでずっと話し込んでました。スガマ君とはもう知り合って6年以上という感じですが、色々なアーティスト活動を経て、今また精力的に活動している様を見ると随分刺激になります。才能のある人なのでもっと面白いことになってけばいいなと思ったりしてますが、人のことよりまず自分が頑張らないとな...。音源はどんどん進行してます。
今はジョーザヴィヌルのウェザーリポート解散後すぐのアルバム「Dialects」を聴いてます。なんかかなりへんてこな世界(笑)。

※あとからfelicityのサイト見たらめっちゃ渋谷系再評価やってましたね。。全然気にしてませんでした。恥ずかしー。そしてついでに「Dialects」はウェザーリポート解散直前のアルバムですね、すいません、結構適当なこと言っちゃってます。
8/15(金)
近年全くと言っていい程J-POPを聴かなくなったのですが、それ以外やCLUB MUSICばかりも飽きてきたので、ツタヤでシングルBEST10辺りをぱぱーっと試聴してみました。んんーやはり全然なんとも思えない(笑)。よくこのことについて、歳をとったせいで感覚が変わったのか、やっぱりただ面白くないのか、どっちなのかなと考えてみるんですが、一応絶対はわからないのでどっちもあると思うようにしてます。がしかし比率としては面白く無いが圧倒的にしめている気がしていて、やはり90年代の勢いがある時のものを聴いてみると圧倒的にすべてが違うなぁと。がしかしそれも自分が多感な時に聴いてその時記憶に刻まれているものだから、やはり自分の感覚の問題もあるのか、とか。考え過ぎると混乱する(笑)。自分の感覚は変わりますからね〜普通のメロディーとか曲とかやっぱりそれだけでは飽きてしまう。aikoの曲とか聴いてみて、所々aiko節があったりサビ後半にはかなり濃いフックで階段状のメロがあったり、普通で終わらないように工夫はされてるんですが、それにも何とも思えないんですよね(aikoファンの方、ゴメンナサイ。特に嫌いとかでは無いです)。むしろいきものがかりとか曲だけじゃなく見え方含めすべてのバランスで”何かある(かも)”ってほうがまだ若干新鮮には感じられる。エンジニアも最近のJ-POP系では一番好きな甲斐さんで、この人の位相感っていうかぴったりしてる感覚が、少しフレッシュな感覚では聴けます。とはいえ試聴して少しそういう感じを受けられたからそれでいいやっていう、やっぱ何度も聴きたいみたいなものは無いんですけどね〜。最近の大塚愛もいきものがかりくらいの感覚だった、もしかしたら大塚愛も甲斐さんかも。
と、たいした話しでは無いんですが・・。しかし聴くほうはいまいち飽きてても作るほうは全然飽きません!音を詰めて詰めてぴったり気持ち良い音になっていく感覚がとても気持ち良い。
聴くものはここ1週間10日くらいは比較的PUPAを聴いてたかも。ニカ要素のあるものは自分のそれ以外のCLUB MUSIC的感覚のバランスが崩れる恐れがあるので、なるべく自分に入れないようにしてたんですが、人からのオススメで。メンバーだいたい好きな音の人ですしね〜。
そうだ、こんな駄文を書く前にお知らせがあったのを完全に忘れてました。。mixiには書いてたんですが、ひさびさに僕アーティスティックに作った音でコンピに入れてもらえることになりまして。ちょっと前にその音のことはこの日記にも書いてたんですが。Orange Recordsさんのコンピでmyspaceで情報が見れます。Saint Classics feat.MISSWONDAという名義でSaint Classicsというのは新しい僕ソロの名義なのですが、試聴1の2番目に流れるトラックです。これがまたもはや完全にウサギチャン的な音では無いので、レーベルからの告知を全くしてないのですが、どうしようかな・・。
8/8(金)
どうも。iTunesのCDDBデータベースは新譜の登録が無くても誰かが入れてくれるまで自分では入れません、日々CDを入れて確認・・そんなことやってるなら入力したらいいじゃん、ってことを何人もがやってるような・・。誰か入れて下さい〜。最近インターネットほとんどやらないようにしたら生活が快適です!思えば自分も現代人の多くに漏れずネット依存症になってました。メールの読み込みは1日2回で充分、mixiログインは3日に1回で充分、myspaceログインは1週間に1回で充分、あとはRSSで効率的に情報を拾ってけばもういいじゃんってな感じです。新しく調べる時は本当に必要な時にのみ動けるようにしたい、その判断が付くように。それ以外は整理出来なくなるほうが弊害すわ。
ネットというか事務的なことやら音楽でもPCだらけなので、もうネットは最小限にしたいなと最近思い始めてました。これは意外とわかってるようでわかってないことなんですが、情報が右から左にどんどん流れてくような状態、ほんと脳が疲れるんですよね。。集中力落ちるし。特に夜やると寝付き悪くなって不眠症になります。逆に朝少しやると目が覚めていい感じ。
あと逆に人と話してたりして出来たアイデアや約束事など、流さず確実にやってきたいなと思います。なんか適当に流しがちなことが多い昨今、ネット減らしてそういう大事な部分を濃くしたい。やっぱ許容量ありますよね。なんとなくやってること、その時に時間や自分の許容量の一部を消費してるってことをもっと自覚するべきだな、と再認識、しました。自分は性格的に忘れないタイプ(というか物を捨てないタイプ)、メールも必ず返すようなタイプなので、情報があるとどんどん増えていってしまうんですよね。でも人間の許容量があるので、中途半端な情報を入れてると大事なことが薄まる、と。
レコードは最近当たりが無いんですが、今はポールウェラーの新譜を聴いてみてます。なんかドリーミーな感じ(?)。最近テクノばかりだったので今はそれ以外のものが聴きたくなってるような気がします。
8/1(金)
もう8月!1週間〜10日に1回くらいの更新頻度になってきましたが、まだマメにチェックして下さってる方もいらっしゃるでしょうか。RSSを使うとやはり便利です。パトリック君が付けてくれてるおかげでぎりぎりブログとしての役割も果たしてますので。
そんな感じで、相変わらずちょこちょこイベントに行ったりしつつ、あと使える時間はとにかく音楽作りという特に変わらずな日々を過ごしておりますが、やはりより音楽はやってます。もうスバラシ過ぎますね、いつから自分の出音に納得いくようになったかもう覚えてないんだけど、ここ最近特に前からずっと出したかった感じが極まってきた。いつもそんな事言ってるな〜って感じなんだけど、今回超えた壁は今までの1つ1つ細かいレベルの向上とは全く違う次元のもの。思えばこの感じが出したくてずっとやってきたんじゃないかっていう、それが達成出来てしまったわけです。上記にもある”一応自分の中で納得”というのはたぶんここ半年くらいはそんな気持ちになってた気がするんだけど、それでも超えられない壁みたいなのがあって、これは全然違うなぁと。その壁があまりにも高過ぎる気がして「これは一生無理なんじゃないか」とか思ったりもしてたんだけど、頑張れば行けるもんなんですねぇ。これは極端に言えば”音楽風の何か”が”音楽”になったくらいの、それくらいの違いです。そうなるとストイックな言い方だと今までのものは”音楽風の何か”であって”音楽”じゃねーみたいなことになってしまうのですが、まあ正直そのくらいの気持ちはあります。やっと”音楽”になったな、みたいな。ちゃんと”音楽”になるとほんと嬉しいものです。作っているものがすべてちゃんとアーティスト作品として響いてくれます。だからある意味当たり前のことではあるんですが、今まではその当たり前のことが出来てなかった、で、当たり前(普通)になりたい、と思っていたんですが、オリジナリティが優先されるインディー文化で何故普通になりたい、みたいなことを思っていたかと言うと、少なくとも自分の音楽性においてはその”普通じゃない”ことが何のメリットも無いことだったからなんですね。ただしょぼいだけ、みたいな。そして時代の板挟みというか、誰でもある程度にはなってしまうが故に、中途半端にしょぼい(一見ちゃんとしている風)、みたいな、一番面白くない状況に陥っていたわけです。これ何年か前にVROOMのシマダさんとかと雑誌のインタビュー出た時話したな。僕もシマダさんもこれについて同じ見解のこと話してました。10年前のインディーポップだったら道具が無い故の工夫があったし、その時はそれが面白かった。でも今はもう違いますよね。今もcherryboy functionとか話しに聞くとほとんど工夫だけで面白いものを作ってるみたいなんだけど、そんなすごい人は稀ですよね。少なくとも自分はアイデア・テクだけでその面白いものっていうのは出来なくて、だから違う方法を取っていったわけなんだけど、とにかく問題なのは問題を問題と思わないことで。だって全然面白くないじゃん、って状況でもそれをなんとかしようとする人がいなかったような・・。それともべつに面白くないと思ってないだけなのか、わからないけど、自分は90年代っていう一番豊かな時代に多感な時期を過ごしたので、やっぱり本当に面白いものっていうのを知っているんですよね。だから色々こだわってしまうというか。自分にとって普通になることが何故面白くなることなのか、わかりづらいかもしれないけど、普通っていうのは正しくちゃんとした魅力があるっていう意味の普通、でやっぱりこの部分は必要だったんですよね。今普通になったけど、やっぱり絶対今までより今のほうが面白い。これから自分が正しく面白いと思えるものを発表していって、面白いカタチが具現化出来るといいなと思っています。

Digitalism/Kitsune Tabloid
Recloose/Perfect Timing
最近これっていう当りが無かったのですが、まずまず良かったものを。デジタリズムのMIXはヒューマンリーグとかB-52'sとかリアルニューウェーヴ音源も織り交ぜてのMIX。あでもB-52'sはCSSのリミックスらしい。最近のとどれくらいの比率なのかな、意外と違和感無いというか、逆にヒューマンリーグなんてトータルでかなり強引にこの質感に持ってってるってことですな。スネアにがっつりコンプかかってる。個人的ベストトラックは20のProxy。これはもろに今の音ですかね、普通に質感が好み。ハットの距離・アンビの層が理想的。Reclooseはこれはソナーコレクティヴじゃないのかな、よくわからないけど、デトロイト系の人の音に楽園的な雰囲気とファンキーな感じが混じってまずまず気持ち良い音です。
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