(C)2002-2*** USAGI-CHANG RECORDS. All Rights Reserved.
<筆者profile>
AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
レーベルプロデュースと併せて、作・編曲、エンジニアリングなども行う。
現在
MISSWONDA
の2ndアルバムを製作中。
UK NEW WAVEからアンダーグラウンドなテクノ・ハウスまで様々な音楽を好みます。具体的には
ココ
とか
ココ
のfriendを参照。
<SNS>
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<demo>
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「歌とワインといろいろな声」MISSWONDA
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「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)
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「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine
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「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)
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3/28(土)
Kate Bush/This Woman's Work、先にACOのカバーで聴いてたんだけど、映画の曲だったんですね。収録のアルバムThe Sensual World(キレイな字面だけどアーティストのパブリックイメージ通り、妖艶な雰囲気の意味合いですね)は89年なのでその近辺のだと思います。ほんとに美しい曲で、所謂泣きメロは世の中にいっぱいあるけど、同じようにわかりやすく入りやすくありつつも確立されているものの次元が違う気がします。先に低くメインテーマを歌ってからオクターヴ上げて叙情的に、すべての流れが有機的に繋がってるような。美学も感じます。こんなほんとの意味で生きてるような曲を書けるなら僕も歌モノ書き続けたいな、と思うのですが、どうだろう。僕もメロディーとハーモニー(コード)っていう曲の部分での美学があって、今度のmwのアルバムの曲ではそれが結構極まってきているものもあります。ただ泣きメロで叙情的であればいいとかそういうレベルの問題では全然無くて、そこにそのフレーズがある意味、とかすべてのものの意味が大事で、今"美"とかそういう書き方してるから泣きメロ的な方向の話しになってるけど、どんな曲でも大事なのはそういうことだと思います。でも作る時は意味を考えようとしてやるわけじゃなくて、自然にそれが出来ないと。経験とか才能とか気(タイミング)とか諸々のマッチングの奇跡ですよね、この曲みたいなのって。
3/25(水)
こないだ今更ながら1stを買ってたロイクソップの新譜(3rd)が出てたので買いました。2ndがハイファイになったけど好きじゃなかったと書いてたんだけど、これは音気持ち良いですね。バランス良くてあと距離感が好き。近い音と後ろのレンジのでかさのコントラスト、みたいな。良い世界観が出来てると思いました。ひさびさにめっちゃ音良いCDを聴いた(笑)。今年はあまりメジャーな新譜を買ってないみたいですね。
それとベンワットのレーベルSTRANGE FEELINGの
FIGURINESのトラックのプリンストーマスのリミックス
をbeat portでDLし聴いてます。なんなんでしょう、この坦々としてるのにめちゃめちゃな良さは。プリンストーマス神です。
mwの昨年坂本君とアレンジのリーディングを作っておいた僕曲のアレンジを今やってます。最初にいいリフが出来てたので面白いバランスに。音のかっこよさはアルバム中これが一番になるかもしれないな。mixだけでなく近年ソフトウェアの進化なんかもあって、アレンジ上の音ヌケ・力強さなんかも圧倒的に上がってるんですよね。そういう意味もあって3年前のトラックとはだいぶ差が出ちゃいます。今回のアルバムはほんとに内容は申し分なくスバラシイので、そう考えると録音のノウハウが今わかってるBESTな状態でアレンジの音も現行のもので全部いければ奇跡が起きちゃうんじゃないかってくらい凄くなりそうなんですが、そこにちょっと波があるのだけが悔やまれます。しかも自分プロデュースの作品としてはほんとに良質POPSの完成形みたいなとこあって、これでしばらくBEATがあってPOPなものはお休みしようかなと思ってるくらいなので。それでもmix、マスタリングが1stとは圧倒的に違うので充分素晴らしいんですけどね。
3/24(火)
昔やったおニャン子のカバートラックがロマンポルシェ(らしい、よくわからないんだけど)のMIXCD「
申し訳ないとフロム赤坂アイドルMIX
」というのに収録されてるみたいです。なんか検索中にたまたま発見した。全然知らなかったんだけど。ポニーキャニオンなので権利とか全然問題無いのですが、一応お知らせしてもらったり出来ないものなのかな〜。まあアーティスト活動(SOCOPO)もしてないに等しいし間に入ってた会社も潰れちゃったのでそんなものかなーという感じですが。思えばSOCOPOの1st(廃盤)も配信くらいはしたいよなぁ。権利の交渉とか面倒なことをやってくれる自分のクローン人間が欲しいくらいです。新しく次のことはある程度面倒なことでもやる気が起きるけど、過ぎた過去のことはめんどくさくて。
3/23(月)
今年に入ってから色々今後の進行スケジュールをエクセルにて作り常時確認しながら進めているのですが(会社とか事業者だったら普通のことかと思いますが・・)いよいよ終盤に差し掛かっております。と言うのも何度も書いてる気もしますが...。mwについては既にもう変更無いだろうという最終マスタリングまで詰めた曲も数曲、すべて自分でやるメリットとしてプレス直前の最終工程まで色々と流れを見ながら微調整していけます。マスタリングもここ半年くらいで一気にレベルUPしていて、まあ色んなプロセスがあるんですが(当然ナイショ)この間とある機器を導入したことで、サウンドが目指していた完成形に一気になりました。ただmwについてはなんせもう3年近く前の曲から入るので、レコーディングとかMIXの質がばらけてて、マスタリングで均し調整はするのですが、わかる人にはその差が少しわかるかもしれないですね。戻って簡単に直せる部分は直してるのですが、録音しちゃってる部分のプロセスとか、どうにもならない部分もあり。そこまで1からやり直してたら延々終わらないので(笑)。
半年くらい前は自分が目指してきたことの65%〜70%くらいの完成度、という感じで、残りの部分はどう埋めたらいいのか、いつ埋まるのか、というか自分が生きて音楽やってられるウチに達成させられるのか、と半ば悩んだり、出来る範囲でやってかなければキリが無いので...と一旦の妥協もせざるを得ない感じだったのですが、今は90%くらいの所まで来ることが出来ました。いやもしかしたら95%くらいかもしれないな。100%では無いことはわかるのですが、もう嫌な部分とか負に感じる部分が無くなったので、よくわからないのです。あとはもうかなり細かい解像度のレベルの話しで、そういう作り込みの意味で言えば研究したいことはまだまだ沢山あります。
3年前の満足度が10%以下、というか音楽と思えないというレベルだったので(苦笑)我ながらよくやったなぁとしみじみ思います。とりあえず音楽以下のものから音楽になったなぁみたいな。ここからが僕のゼロ地点で、やっとどんな音楽をやろうかなぁと落ち着いて考えています。ずっと構想だけはあったけど着手出来なかったソロ作品も作りたい。出したい音が出せるからインストでも全然勝負出来るなとか思ってます。売れないと思うけど(笑)。でも近年club musicのほんとにコアな部分にも触れて、コアなんだけど亜種、みたいな変なバランスにやられてたりするので、基本インスト、声はちょっとのサンプル、くらいのものが今一番かっこよく感じられるものだったりもするのです。clubシーンでの活動も全くしてない自分がclub music的なものをどう売ったらいいのかなというのはありますが、とりあえずまず作ってみたい。作ったら絶対いいものになるだろうから、それが何等かのカタチで歩いていけばいいなみたいなことを思っています。
↓今日のBGM(笑)
3/16(月)
上2枚は友達からの借り物。高橋幸宏新譜は前作やPUPA同様コンピューターDAW内の特徴的な質感、平たく前に貼付く音をエレクトロニカ的に逆手にとった作りでしたが、前作よりアレンジ・音・楽曲ともに楽しめました。前回はDAWぽさが単純にダメだったんですが、真空に近い距離感とアンビエンスのバランスが今回は面白く感じられました。前回より上に倍音がのびているようなイメージで、ある意味もっと平たく、レンジが広いんですが、この辺はマスタリングにも起因する所かもしれません。自分はやはり倍音の感じでかなり好み左右してる気がしますね。エンジニアリング的見地の話しばかりになってしまいましたが、音楽的にはmorr musicみたいな、変わらずその辺のポストロック路線です。
右上はセカンドロイヤルレコーズのハンサムボーイ・テクニーク。ちょっと聴いた時はよくわからなかったんだけど、バウンスにすごい内容みたいなこと書かれてて、改めて聴いたら色んなものがMIXされてるバランスが面白く掴めました。DAW的質感の話しに続くけど、限られたレンジ内にサンプリング等で狭く奥まった所にサイケに何かごちゃっと存在してるような、言葉がまとまりませんが、そういうバランスで変わった世界が出来ていると思いました。やはりインディーは面白いですよね、こんな時代だけどまだ宅録的な感覚が面白いと感じられる音を聴くと、自分(1人じゃなくともメジャーなプロダクションじゃなく)でやるのはやっぱいいなぁと思います。しかしtrk8は凄いですね、個人的にはかなり懐かしさを感じましたが、単純に突き抜けるPOPなものは好きなので印象強かったです。
左下トッドラングレンプロデュース、パティスミスグループwave。これめちゃめちゃいいですね。ジャケのカラーから音のトーン(って同じか。意味は違うw)からばっちり入ってきました。自分トッドラングレンプロデュースはやはり好きなもの多いみたいです。XTCスカイラーキングとかね。
右下アートオブノイズ、初期の編集版。坂本教授の新譜がタイトルかけてましたがたまたまです(笑)。
こないだ昔からの知人須釜君のプロジェクト"その名はスペィド"のレコ発で、ひさびさにチェルシーホテルへ。イベントはSOLD OUTだったそうで、人いっぱいでした、さすが。いつの間にどんどん知名度上がってるみたい。
3/12(木)
Bananarama - Movin' On
ちょっと摩天楼系、90s期の70sリバイバルかなと思いますが、バナナラマ美しいメロ多いです。これはSAWならぬSWプロデュース。Aitkenが抜けた後の。メンバー自体もジャッキー・オサリバンが抜けた後の作品。ってバナナラマのことなんか何にも知らないので今調べたんですけどね。まあSAW関連は当然大好きです。
最近また連日撮影やデザイン打ち合わせ等しております。emのジャケがかなり良い感じになってきて楽しみな感じ。音のほうもいよいよ完成に向かいつつ、とここはやはり恐ろしく牛歩でまだ何ヶ月もかかります。emもmwも最後の数曲またかなり良いデモが上がってきてる。とりあえずじわじわすべてが完成に向かって進んでます。やっと次の色々やりたいことが具体的に頭の中でクロスしはじめてきた。
3/10(火)
The Stone Roses - Bye Bye Badman
late80s辺りの調べものをしてたとここの曲が出てきたので10数年ぶりに聴いてみた。Bの泣きメロとサビでバイテンになってギタポメロ炸裂するとこが好き。この曲好きでした。というかこの曲しか好きじゃなかったな。エレファントストーンってマンチェな曲が有名だったと思いますが、こっちのほうが好きでした。
最近買ったのとか。カーリーサイモン。70年代の色濃い名盤、なんでノーブラ?!ってとこも含めの名盤!どこかで耳にしてはいるのだけど1枚も所有してなくてちゃんと聴いてなくて。70年代とかもうほとんど聴かないんだけど、何故か何かのタイミングで妙にキャロルキングとか良かったので、何か似てるこれも聴いてみた。自分にとっての70年代のイメージはピースフル・シンガーソングライターみたいな雰囲気が一番強いので、まさに70年代って臭いで、それは良かったです。内容はまずまず。
って感じで古いのばっかですが、Aliftreeだけcompostの新譜。近年compostはほんと好きなレーベルで、自分の年齢と耳にぴったりフィットしてくる感じ。今更改めてふと思ったんだけど、やっぱ自分は音でほとんど聴いてるのは間違いないなっていうのが思ってたより長くて、近年ってよりもう5年以上10年以内くらい。思い起こしても好きじゃない音(音=自分が普段音楽聴くモニター環境での音像)の時点で全然聴けてなくて、普通くらいだとそれ以外の曲の内容とか次第、じゃあ音が好きなら何でもいいかってっと結局違ってやっぱ内容良くないとダメなんですけど、なんかその辺の兼合いっていうか、音像と内容の深みなどすべてがリンクして奥深いものになってるものが一番好きで、そういうものは何年も経ってもちょこちょこ聴き返したりしてますね。長く聴けるものは音がいいっていうのも間違いじゃないと思います。このAliftree/Clockworkはそこまで強いものじゃないですが、音はまずまず好きです。
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