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<筆者profile>


AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
レーベルプロデュースと併せて、作・編曲、エンジニアリングなども行う。
現在MISSWONDAの2ndアルバムを製作中。
UK NEW WAVEからアンダーグラウンドなテクノ・ハウスまで様々な音楽を好みます。
メッセージなどはCONTACTもしくはmixiから。
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「歌とワインといろいろな声」MISSWONDA

「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)

「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine

「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)
8/30(日)
昨日は高円寺の阿波踊りへ。と言っても遠くからちらっと踊りを見てやることないので、e.m.の2人とハシゴして呑み食いしてました。ホルモン盛り合わせがめちゃ美味かった。東京でも充分うまい肉食べられますね。自分、焼肉が特に好きという自覚は無かったんですが、たまに観光地等でブランド牛なんか食べると次元を超えてうまいなと。あの感じはほんと幸せーって感じですね、翌日くらいまで記憶でも楽しめます(笑)。

思ったより変わってない、というかよりシンプルになったような。この、ヌケも悪くないようなんだけど、いまいち音が飛んでこないみたいな、寸止め感?みたいなのがヤキモキする(笑)。かなり個性の1つになってますね。
あとはとにかくカラーが 、自分にとっては貴重な存在で。自分の感覚と近いと思える音が同時代に出てるってことは大きなことです。今特に特定のシーンとか何か追っているものは無いですが、そういうものを超えて自分の中で感じる共通項を感覚で繋いでおくとブレずにすむ。むしろ特定のシーンとかに片寄ってないほうがハッキリしますね。
8/28(金)
友達の古屋君が最近クロスオーバーとかclub jazz的なものをよく聴いてると言ってたので、ふと僕も須永サンの最新MIXCD(flower record)を買ってみました。こないだMIXCDが好きとちょうど書いたとこでしたが、やはりいいですね、MIXCDは。その人の世界があって。と、なんてことない話しなんですが、良い作品でした。
あとオビのコメントがなんかいいですね。コメントはアーティスト本人が書くっていうのいいな。もちろんこれは著明な人だから成り立ってるってのありますが、そんなの気にしないで新人でも誰でも意気込みみたいなのを書くっていうのいいじゃん(笑)。宣言みたいなの。音楽が面白いかどうかとかもまずはそんな人間の気合いみたいなとこから変えてかないとイカンのじゃないかな〜、なんて無責任なこと言ってみました。
8/27(木)
最近ヘッドフォンの音像に慣れてきた。っていうか、iPodとアップルのイヤホンの音に慣れたってことかもしれないけど、自分がスピーカーで好きな音の鳴り方、例えば後ろのほうで靄のようにたなびく残響のカラーみたいなものが、同じように感じられるようになった気がする。下で紹介したコンパクトのtotal10の音がほんとに気持ち良くてですね、それがiPodで外で聴いても同じように世界に浸れるし、結構近い色を感じることが出来たんですね。前はスピーカーで正面から聴く音、自分のモニター環境でとらえている好きな音像の世界観や質感はそこだけのものと思っていたんだけど。まぁ距離の感じ方が違うから同じ音ではないんですけど、どの環境で聴いてもいい音はいいし、あとどれだけ理解出来るかは慣れってことかなと。自分の場合は自分が作業したmixトラックを前よりiPodに入れて頻繁にチェックするようになって、それで普段作業してるモニタ環境との差違が見えたというのが、わかるようになった要因かと思います。そうなったらiPodで音を聴くのが楽しくなってきた。前は曲を聴くって感覚しかなかったんだけど、今は作業モニターと同じように音を聴く楽しみも出てきています。こうなるとより耳が良くなる気がする。イヤホン使ってたら物理的(肉体的)には耳悪くなりますけど(笑)。
iPodでも音が好きになって改めて思い出したというか気付かされたんだけど、結局の所何故自分がやってきた音楽活動をストップしてまで音のこだわりに向かわざるをえなかったのか、それは音の情報量が圧倒的に足りなくて、音が横に進行していく時の瞬間瞬間に脳で魅力として理解出来る質量みたいなものが絶対的に足りなかったから、それがあまりにも嫌だったからなんですね。生音だったら沢山の要素がある、もしくはその生音のRECソースをサンプリング素材として多用するスタイルであればその要素を借りることも出来る、ということがありますが、自分がそのスタイルをやりたいわけじゃないので、情報量を得る為にアイデンテティ的なことを曲げることは出来なかったわけです。それと結局音をまとめていく際の技術的な問題もあって、サンプリングを使えば単純に勝ちかっていうと、有利ではあるけど、それだけではある所以上には行けない、というのもありました。まぁ自分の場合はどちらにしろ多用するということは無いのですが、最終的には2割くらい生音(サンプル)を含むバランスが理想と考えてます、余談ですが。
音の情報量が足りないという言葉だけだとわかる人にしかわからない話しなんですが、音数自体はほんと多かった時もあったけど(笑)それは突き詰めれば音の情報量が足りないから音数を増やしてた、ってことなんですね、たぶん。意識してなかったけど。情報量の少ない音を沢山詰めてもそれは表面的なことで本質的な豊かさにはならないんですよね。もしくは音だけ沢山詰めてその他の雰囲気とかそういう情報を入れられないというのも同じことです。そんなものを続けていく気力は無くなってしまいます。
それから音が単層的であればその角度からしか見えないし。アクアリウムでもジオラマでも、例えば一定の枠の箱にレイアウト用品を配置して箱庭を形成していくわけですが、それをただ正面から何の工夫も無く配置しても世界観は形成されないんですね。キレイに見えるように様々な工夫をして配置してみたり、その配置によって出来たスキマとか、そこに小さな世界が出来たり。それが雰囲気から世界観に繋がり。音源の世界も全く同じことだと僕は思ってます。
音のスキマが斜から見えるということも情報だし、もっと単純に音のパンニングがリアルタイムオートメーションで動くことも情報だし、アーティストの個性も情報だし、情報っていうのは色んな意味・事柄があります。その1つ1つがほんの少しであっても音楽的に作用するものであって、その情報量が膨大になった時にはじめて豊かな音楽(音源)になるものだと思っています。というかコンピューターとシンセサイザーを中心にして作るスタイルの音楽で、この情報量が少ない場合、ほんとにただ情報が少ないモノにしかならないんですね。それはアートと呼ぶには程遠いもので、僕はこれを”DTM的”と形容しています。最初のほうで書いたように、自分の作品も情報量が少なくDTM的だった、そのことが嫌だったから、また自分がやってきたことがひと昔前括られていたその括りの質感みたいなものがまさにそれ的で、やはりこれはアートじゃない、何かがおかしいとやっていながらずっと思っていたので、自分が本当に良いと思う方向に向かうことになったわけです。
今、結構な量、これから再始動する為の音源が仕上がってきましたが、1つ1つ重ねてきた情報の集大成はもはや全くDTM的ではありません。これから音楽性の進化も伴うようにリンクさせていきたいのですが、まずはずっとやってきたPOPSのスタイルをシッカリまとめたいと思います。
8/26(水)
コンパクトのこのシリーズコンピ(カタログ集みたいなもの?)も8から買いはじめて3枚目。年1枚づつくらい出てるのかな。いやぁ良いです、好きです、コンパクト関連もさすがにコアなクリック等アーティスト単位ではリスニングとしては飽きてしまう場合多いけど、やはりコンピやMIXCDは各々の個性も含め楽しく聴ける。2007年から年1で耳にしているわけだけど、聴く度いつも同じ(かつ違う?毎回新鮮)独特の不思議な世界観に誘ってくれます。これがkompaktアーティストのオリジナルだとあまり感じないんだけど、なんでかなぁ。やっぱマスタリング?べつにこれだけ特殊にしてるとかありえないと思いますが、方向性が好みと一致してるのかもしれません。あとやはりベスト的に各々面白いトラックを集めてるわけだから、本来コアなものの中から各々個性をmixした結果面白く見えるバランス、みたいな、そんなとこが面白く感じられているのかもしれません。あと独特の世界観と書いたように、何か感じる有機的なもの、本来無機質がステータスのテクノ(古い?初期テクノの論かな・・)に有機的な雰囲気が付加されてるものが、やはりその世界観に入り込めて好きですね。思い起こすと好きなものはみんなそんなとこです。紙一重ですね、平たく空気感無いものと。
8/24(月)
ちょっと経ったけどフェニックスの新譜を買ってみました。アマゾンで1151円って安っ!1st以降全然聴いてなかったけど、4枚目だそうで。2、3枚目を試聴してみたら普通にメジャーぽい音であんまし好きじゃなかったです。これはなんかナローな感じが戻ってきたっていうか(1stの感じとはまた違うけど。今聴いて気持ちいい音)、コンプの押し込め感とかすごい気持ちいい。ジャケもいいし、ひさびさにいいアルバムを買いました。
そしてKITSUNEからリリースのEPのリミックスも配信で今買ってみました。こっちもすごくいいです。
8/21(金)
先日友達と川越へ遠征に行ってきました。遠征と言うには微妙な距離ですが(笑)。書きそびれてましたが、数ヶ月前に与田浦周辺にも行ってて、首都圏近郊を攻略するのが最近の楽しみだったりします。
ひたすら広がる田園風景にまずやられます(笑)


月刊つり人で見て気になっていた伊佐沼代用水(左下)横のホソ(上)で子ゴイを釣りましたが、その後なかなかアタリが無いので伊佐沼へ。

伊佐沼では何故かウキゴリが沢山釣れました。そんなに大きな沼ではなかったですが、橋の上からの釣りは景観も良く、かなり気分が良かったです。

沼周辺にもやはり良い水路など好ポイントが沢山。
この日は他にタモロコなどすべて小物でしたが、景観とともに良い思い出になりました。電車で1時間でも充分旅気分です。


場所(と日)は変わって自転車で40分程の多摩丘陵ですが、まだ行ってない場所を散策した所、なかなか良い景観が。夏の暑い中坂を登るのはなかなか大変ですが、高台の景色はまた良いものがありますね。高台にある家とその間から望む遠くの街、みたいな景色が好きです。
8/13(木)
Kitsune Maison7やっぱ気になって買ってみたら、結構音気持ち良かった。自分最近ではマスタリング1つで好みも変わってしまうので、なかなか人と音楽の本質を話すのが難しいのだけど、マスタリング1つで好みが変わってしまうからと言って中身を聴いてないわけではない、です。音像込みで音楽をアートとしてとらえてるから、ということなのだけど、しかし逆に音が良くても中身に新鮮さを感じられなければやはり良いと思えない。結果、(マスタリングまで)音が良くて、かつ内容も自分にとって何か新鮮だったりの良いもの、ということでないと好きになれず、なかなかハードルが高いです。
あと情報源がメジャーなのでここにジャケ出てるのも、だいたいインディーでもメジャーなものが多いですが、今もっとコアに掘り下げるマニアックなアンダーグラウンドなものや早いものが無くて、そこがちょっと、もうちょっと面白くなれそうなのに、うーんおしいって感じです、自分。プリンストーマスなんてアングラの超メジャーだもんね(笑)。ほんとの意味での新しいものが無いとかそういうことはとりあえず置いといて、全然まだ新鮮に感じられるものはあるんですよね。なんだけど、そこと自分がグッと来る部分がイマイチ一致しなくて。
というか話しが戻るとマスタリングが最新のものが好きとかあるので、もっと面白くかつクオリティの高いMIXCD(ブートのやつとかもその魅力はあるんだろうけど、僕はもうCDRの音の時点でダメになっちゃう人なので。。)やコンピが国内外問わずばんばん出てくれたら良いなぁと思ってます。
自分でDigしなきゃ浅いとか100%否定は出来ないけど、でも僕は新しいものを伝えるMIXCD(マスタリングまでしっかりしてあるプレスCDレベルの)に沢山恩恵を受けてきました。DJの人がもっと簡単に沢山MIXCDが出せるように、ライセンスとかのもっといいシステム出来たらいいのになと思います。

8/9(日)
やー夏ですねー。エアコンの中にいることが多いからかあまり驚異的な暑さを感じてませんが、今年はそれ程でもない?もしくは歳のせいで暑さを感じなくなってきてるとか?!さすがにまだそんな歳じゃないかと思いますが、高齢者の方は熱中症に注意、ということで。だいたいお母さんとかの世代だとエアコンは毒!みたいな、入れたがりませんからね〜。かつ自販で飲料を買うとかもあんまりしなさそうですよね。リスク高まりますね〜。
こないだ羽田までサイクリングを遂に敢行しました。片道25kは思ったよりキツかった。平均時速10kくらいで走って2時間半くらいで着くものかと思ってたら、なんやかんやで倍くらいかかりました。まぁ釣りポイントとか探しながらゆっくり行ったんですけど。川も同じ感じで地味かなーと思ったんですが、河口付近まで来て潮の香りがしてきたり、漁船ぽいのがとまってたりとその雰囲気がしてくると、さすがに感動ありましたね。天気はイマイチだったんですが、最終的には晴れて良かったです。鳥居の先、空港までの間、明確なゴールって感じの地点が無くて、もっとハッキリ海ですゴール、みたいなのがあったら良かったんですけど。
という感じで、小学生の夏休み感想文かってレベルの文ですが、、そうそう等々力辺りでめちゃめちゃ素晴らしいワンド+細い魚道(人工)を発見しまして。これがもう水路釣りとかのファンからしたら、ほんとまさにこんなとこでノンビリ釣りがしたい、って絵に書いたような場所で。これまた感動しましたね、こんな場所があったんだ、と。ワンドのほうはボラかマルタウグイ辺りの30〜40cmくらいの魚がバシャンバシャンライズしてるし、そこから伸びる魚道は幅1mくらい、所謂ホソみたいなものですが、ホソよりもっと雰囲気が良いですね、アシが茂ってて。こんなとこが東京にあったとは。ケータイ写真では全く良さが伝わらないのでUPしませんが、そこでハゼ、タモロコ、ブルーギルを釣りました。
そんな感じで音のほうは某アーティストのMIXをかなり作り込んでやってます。集中力が高まってくると長時間継続して出来るし、その中でまだどんどん発見もあるし、磨いてかなきゃいけない所も沢山あるので、使える時間はなるべく費やさなきゃみたいなこと思うのですが、それはアガってる時にやっとわかる話しで。良い精神状態でやれなかったら本末転倒だからバランスも大事なんだけど、相当やらないとホントに凄いレベルまでは到達出来ないなと思いました。人生の時間があと倍くらいあればもうちょっとゆっくりでもいいんだけど(笑)。それだけ奥が深いということで。

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