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<筆者profile>


AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
レーベルプロデュースと併せて、作・編曲、エンジニアリングなども行う。
現在MISSWONDAの2ndアルバムを製作中。
UK NEW WAVEからアンダーグラウンドなテクノ・ハウスまで様々な音楽を好みます。
メッセージなどはCONTACTもしくはmixiから。
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mixi / myspace
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1/2/3/4
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「歌とワインといろいろな声」MISSWONDA

「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)

「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine

「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)

4/26(月)
益子樹さんがエンジニアリング(ミックス&マスタリング)。特に購入予定は無かったのですが、かなり完成度高そうだったので買いました。音がやはりかなり良い。コンプの厚み・太さ・加減、その他EDITの安定感のバランスが絶妙です。
最近は数回聴いてしまうと最初の感覚を忘れてしまうので、正直もうあまり新鮮じゃなくなってるんですが、音はやっぱり確実に良くなってましたね。
エンジニアリングだけでなくすべてにおいて不整合な所を全く見つけられないので恐いです(笑)。スティーリーダン的?
しかし耳ってのは恐いですね、、。まだ肉体的にそんな衰えてないとは思うんですが、最近逆に音のことがわからなくなってきてるんですよね。っていうのはやっぱし昔出したい音と出せる音が全然違うじゃん!!ってことで見えてた差違みたいなものが、今ほとんど無くなってしまったので、すべて並列に聴こえるっていうか。例えばどういう輪郭とか立体感、音の質感等に意味を見い出してたのかよくわからなくなっていたりします(勿論全くわからないわけでは無いんだけど、当たり前になって見えてた明瞭度が落ちてる)。じゃあ前のやつはペラペラでデジタル臭くて聴いてらんないかっていうと、逆にmwの1stとか今聴いてみると思ってた程悪くないなとか思ったりして。ペラペラですけど、なんていうのかな、その差がそんな大きなものだったのかな?と。むしろ気になるのはアレンジとかEDITのもっとおかしな不整合な部分、完成度的な部分で。
思うに人間の憧れとか願望みたいなものって、気になっている時に異常に集中して解像度高まるものなんだなぁって。だから周りの人が何をそんなに気にしているの?ってなっても、いやいや全然違うでしょ、こんな差ですよ、っていう自分が見えてる尺度だけで説明することになってしまうわけです(笑)。でも絶対全然違うんですけどね。
出したい音が出せない時、出したい音を望んでいる時は、これが出来たら異常にアガりまくりで相乗効果もあって相当すごいものをいつまでも作り続けられるんだろうなぁ、なんて思っているのですが、実際は時間をかけて少しづつその境地に辿り着くわけで、1つ1つたまにある大きな山場には感動があるのですが、それもすぐ慣れてしまいますし、そこの勢いを過剰に期待するのは無理なことだなと思っています。でも当たり前になりながらも嫌じゃないマイナス因子が無いっていう余裕は大きいですね。更に良くしたい、まだ何かないかと実験もまたじょじょにしたいっていう気持ちもありますし。自分がトラックまで作る場合はそこで何をやるかっていうのもありますし、まだこれから先にやりたいことは見えていてモチベーション的には問題無い感じです。ただ若い時の勢いみたいなものとちょっと違った、落ち着いた感覚でそれを見ていて、その時間差とも関係あるのかなぁと。
Spangle Call Lilli LineのCD聴きましたって話しからなんでこうなっちゃうんだって感じなんですが...(笑)。
4/19(月)
昨日はミカちゃん坂本君とデザインの打ち合わせ。今回は以前から好きだったデザイナーさんにデザイン依頼していて、仕上がりが楽しみです。
リリース関連も着実に進めつつ、今年の旅の計画を練っているのですが、今年からいよいよ完全個人的楽しみの為の旅をはじめようかなぁと。意外と1人旅ってものをしたことが無かったのですが、自転車+釣りというやりたいことが近年異常に濃く定まってきたのでwばっちり時間を確保して、ひたすら堪能しちゃおうかなぁと思っている所です。これを考えていることで相当好循環にアガっておりますw。めちゃめちゃ好きなことで自分をアゲる、当たり前ですが素晴らしいことです。今後の目標は楽しみをどんどん濃く凝縮していきたいなぁみたいなことを思ってます。音楽のやり方もそういう意味で今後ちょっと違うバランスになりそうで、既にもう前もって近い人とは動いていたり、頭の中でも色々組んでいるのですが、たぶんいいバランスで出来そう。
4/18(日)
ケータイといえば皆がiPhoneを使ってるこの時期に、やっとある程度imodeを使ってみてるんですがw暇つぶしにナムコゲームスとか登録してみました。早朝のガストに行ってモーニングセットの全然具が入ってないスープを何度もおかわりしつつw。でもファミレスのモーニング意外といいすね、場所にもよるかもしれないけど、落ち着く。
最近やはり音楽を右から左に聴いてたのがさすがに飽きて、特に外ではほとんどiPodも使わなくなりまして。そんなことで携帯でもいじってみるかということなんですが、自分の曲の着うたなんか聴いてみたりして。思ったより携帯でも音良いんですねwどんだけ今更なんじゃいという感じですが。しかしこの感じを基準に考えたらほんとマッチしてるライト感とかって、たしかに...。この枠にハマるものってちゃんと需要にあわせて作ったら曲も音もビジュアルも全然違うものになりそうだな。

あまり聴いてないんですが、最近買った中ではこれなんかを。特に目新しくは無いクリック、ディープ、テック〜辺りですが、このアーティストは前からレベル高いですよね。
4/16(金)
MWの全RECも終了。これから2曲分の編集作業をしてアルバム完成です、長かったw。
こないだもあれこれ書いたけど、これからはより自分のバランスを最優先して色々やっていくんだなぁって気がしてます。やりたくないことはやりたくないって言うのは極端で、必ず避けて通れないめんどくさいことというのは出てくるんだけど、そういうのに対してどういう心持ちでやってこうかなぁ、というのを考えてる最中。最近バッファ的なものの考え方をよくしてて、バッファってのは実際パソコンで音楽やってると直面する問題なんだけど、レスポンスの速度をある程度確保するとその間を使ってPCが余裕のある作業が出来る、逆にレスポンスの速度を上げていくとどんどんあっぷあっぷになるっていう、そのままなんだけど、このバッファ的なものを自分の生き方にもある程度確保したいなと思ってます。なんでも時間が解決することってあるじゃないですかw。
そういえばツイッター公開アカウントも作ってみたんだけど、やはり放置になってしまった。。よく考えたらmixi日記もめんどくさくなって全く書かなくなったくらいなのに、これは使えんなぁ。リツイートで関係ない情報が入ってくるっていうのがまたいいように言われてるけど、今の自分の考え方からしたら余計な情報も増えて情報過多になるデメリットのほうが気になる。まぁプライベート的なことよりやはり活動再開してからうまく使えたらいいなぁって気がしてます。これからはコラボとか配信使って早いサイクルでやりたいと思ってるから、そういう中ではいいかも。
4/10(土)
emのマスタリングしてます。音の動きなどmix時にあったものがより広がり、見える景色みたいなものの掘りが相当深まった印象。ほんと予想外にヘッドフォンで聴いた時の3D的感覚が凄くてですね、これはiPod世代にも相当良いのでは無いかと思います。3D的感覚、普通にはLRステレオ2Dソースの所、そのままだと平面的になってしまうので、様々な技術を駆使し、擬似的に2Dに3D的感覚を盛り込んでいくわけですが、現代的な複雑な音像構成をしている音源ソースには当然そういった何等かの仕掛けがしてあるわけです。ですがその方法論、マニュアルなど当然ネットにもどこにも公開されていないし(サンレコにヒントがあったとしても1%くらいw)例えプロのエンジニアが知り合いだったとしてもそう簡単に聞きだせないと思われる、またプロといってもそこまでの作り込みをしている人はそういないので、いずれにせよ相当な技術レベルが要求されるものなわけですが、そういったことから恐らくアーティスト・クリエーターでその境地まで達している人は皆各々独自に独学でそこまで辿り着いたのだろうなと、なんとなく予測出来て、感慨深いものがあります。というかアーティスト同士もある程度のとこまで来ると緊張感があってそんな話し簡単に出来ないんですね、聞けない空気というかw。僕は長々こうなんでも書くくらいなんで、コアな人に比べたらそんなアーティストぽくないほうなんですが。話しが逸れてしまいましたが、その現代的な音響技術も大きな意味では基本は同じなんですが、上記したように各々クリエーターが独学でやっていたとすると、辿り着くまでのプロセスや微妙な好みの差等により各々ちょっとした違いが生まれていて、そこがまた面白いなと思います。僕もずっとスピーカーからの距離感ばかり気にしていたのですが、その結果ヘッドフォンで聴いた時のほうがより音の動きが複雑に感じられる音像を形成する方法論がいつの間に出来上がってきていて、そういったこともまた面白いなと思ったり。やっぱり自分にとっては自分のモニタ環境のスピーカーからの鳴りが第一なんですけどね。まぁそこでも納得はいってるんで。
しかしエンジニアリング指向を強めてからよくわかったことがあるんですが、やはり結果=すべてのプロセスの組み合わせ、かけ算に近いイメージなんですが、レコーディング、アレンジと最初から良くなければ後段のエンジニアリングでは大きく広がらないんですね。逆に最初の絶対数が大きければ後の掛合わせで大きく広がる可能性がある、この辺はほんとかけ算のイメージ。PCベースで製作をする自分達にとってはレコーディングに相当する部分のソースの選択とプログラミング(アレンジ)が相当重要だなと、僕はその辺元々弱い上に近年そこやってる暇が無かったので、これから自己の作品作りにおいてそこ重点的にレベル上げてかないとなと思っています。
全然関係ないんだけど、小田原ドラゴンさんのヤンマガ以外に連載してた作品が気になり、単行本とかいくつか買ってみたんだけど、「小田原ドラゴンくえすと」というやつがスゴくて・・w。女のコに聞いてみるとドラゴン先生の作風ってやっぱドン引きなことが多いみたいなんだけど、あれがヤンサンに載ってたってのも凄いなぁ。あのサブカル臭というか、あれをメジャーな場所でやれるバランス感覚にリスペクトですw。実際ほんとに自分が負け組とか思ってる人からしたら、ドラゴンさんの漫画ってキツいのかもしれないけど、社会に対して何かしら違和感を覚えているような自分のような人間には結構色々感じるものがあってイイです。それとは全然別でヤンマガのケッチンっていうやつ、最近のあれやたらリアルで、、童貞だったらわからんのだろうなぁと、それはそれで面白かったです。
そうそう、さっきひさびさにabcdefgのノムラ君のブログ見てみたら、面白いこと書いてあって。イベントとか得意じゃないからやらんって、ほんと自分もまさに自分のペースでやりたいことだけやりたいから、そういう場を形成したいって思ってて。自分があっぷあっぷするイベント企画なんかもう絶対やりたくないよなぁ、まぁやらないし。あとバカみたいなやつに媚売るとか、そういうのってそうせざるをえない状況(=自分のペース)になってる時ってもう遅くて、もっと事前にいい環境とペースを作っておかないとなぁってのを最近つくづく思ってて。バカみたいなやつに媚売ってきたつもりも無いんですが、だいぶ我慢はしてきてた気がするので・・。やっぱり自分の絶対的な力とかイニシアチブとかって重要なんだけど、絶対っていっても環境の形成次第で全然違うことっていうか、ノムラ君が書いてるのはいかに力を集約するかってことですよね。あと前に漫画家の江川達也がどこかで言ってたんだけど、目標とか明確な目的のビジョンを描いて、そこに辿り着く為のプロセスを綿密に逆算していくっていう、一見当たり前のような話しだけど、すごく良いなぁと。だって目標とかって皆違うから、忙しくても金を稼ぎまくっていい家に住んでってしたい人もいれば、自分のペースでやりたいことやって仲間がいたり自分なりの楽しいバランスがあればそれでいいって人もいるわけだから、そのプロセスって全然違うわけだし。
と、ひさびさに言いたい放題言ってみたかったので、前半既に完全マニアックに独り相撲してw後半より言いたいこと言ってみました。ここまで読んでくれる人ってかなり理解あるってことですもんね〜。
そうそう、abcのメルシーマガジンに今回もコラム?レビューかな、書かせて頂きました。

さすが重鎮の威厳という感じで、音像に確実に世界観が存在しており、雰囲気凄いです。太さのバランスも独特で厚みの情報量も凄い。
4/4(日)
自分恒例の歯痛に悩まされてます。歯痛というか歯肉炎の疑いということなんですが。根管治療の後遺症なのかも未だに明確になっておらず。これ、半年か年に1回は発症してる気がするな(微妙に調子悪いとかならもっと頻繁。歯科に行かず様子見で治る)。歯科に行ってレーザーをあててもらったり薬を付けてもらったりしてると数回通って治るんですが、いずれぶり返すので一生付き合っていかないかんのかなぁという憂鬱です。こういう時はもっと大変な持病を持ってる方のことなどを考え、自分を納得させるのですが、まぁよくある考え方ですよね、自己啓発みたいなやつで。とめちゃめちゃ暗いことなってしまいましたがw今は多少おさまってるので書けてたりします。
昨日花見に出かけてみました。あど街っく天国でやっていてそういえばそもそも北区自体ほとんど足を踏み入れたことが無いのでは、ということで王子の飛鳥山公園に行ってみました。少人数で場所取りなどするレベルでなく、とりあえず行ってみたくらいなのですが、意外と座れて良かったです。軽く飲みつつ友人達と人生を語りwなかなか良い雰囲気でした。この日は歯の調子が良くて良かったです。この日はウチから20kmちょっとなのでクロスバイクで行ったのですが、ナビの道順がめちゃめちゃ単純で。甲州街道で新宿まで行き明治通りに曲がってそのままひたすらという幹線道路をただ走っただけで飽きてしまったので、帰りは板橋などを通り早稲田通りで中央線沿線を走ってみたりしましたが、当たり前ですが東京の道、さほど変化はありませんw。前は知らない道走ってるだけで楽しいなーなんて思ってたんですが、慣れますね。なのでまた新鮮さを求めて舵取りするわけですが、人生そのものがそういうことですよなぁ。未開拓の地を塗り潰していくというか。この歳まで生きてわかるけど人生なんてほんと短い。況してや好き勝手やれる期間で考えたらもっと。なので諸々逆算予測してどれだけバランス良く楽しんでやるかなぁと考えるわけですが、自分の場合はペースも遅いけどやりたいことも少ない(しかし濃い)ので、じっくり消化したいなぁと思ってます。

埋め込みがうまく出来なかったのでリンクですが、車載動画ってめちゃめちゃ好きです。特に高速の絵とそれにハマるBGMは過去の旅の記憶などからかなり郷愁を誘うというか。高速の何が好きかって外側の街並とか、降りてしまえばよくある街並なんだけど、車内高速道路側から見える景色に独自の雰囲気があったり。まぁ基本的に旅の移動で楽しい雰囲気だからそれと重なって何か良いものを感じてるんだと思いますが。自分が車運転しないので、車で高速移動なんて年に数回あるかってとこなんですね。だから逆にその雰囲気が封じ込められてるっていうか。自分が運転してしょっちゅう乗ってたら、これ見てふわっとした気持ちになった感覚っていうのは無かっただろうなと思います。だからそういうことも含め、上記の話しに繋がるんだけどwバランス良く舵取りしたいですね。そしてこのBGMw。わかりやすくミスチルのカバーですが、このアレンジとMIXってミドル90s〜レイト90s辺りのハイファイな邦楽にある一片の”これ”っていう型をめちゃめちゃ突いてて、わかりやすくアーバンを表現する手法っていうか、まさにべたべただけどこれ高速で聴いて下さい的な。僕はその手のデジタルシンセの揺らぎと空間的な潤いのmixから産まれるミラクルみたいなものにかなりやられてるクチだったので、そんな意味も含めこれにはかなり強い郷愁を感じますねw。声とそのmix処理もいいしね。っていうかこれアレンジしてるのその頃の人じゃないかな〜(まぁ今も定型としてあるのかもしれませんが。現行邦楽聴かないからわからん)。その頃の東京のこととか色々思い出します。普段言ってるアートな音楽って逆にあまり絵が無いほうがいいって気がしてて、世界観を想像して感じたいというか、音以外の要素が無いとこでじっくり聴きたいものというか。これはすごいざっくり大きな雰囲気でほんと車とか外で聴いたりでいいんじゃないかなっていう。
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