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macdonald duck eclair / short short (USG-006)

01 : mac teenage riot
02 : en route
03 : texas
04 : the yellow go
05 : lily rose melody
06 : amoureux solitaires
07 : ニャンコ
08 : butterfly in the stomach
09 : sunflower202020
10 : perpetuel
11 : ni le jazz,ni le kir
12 : my honey dip
13 : over the rainbow

mixed by Tomonori Hayashibe / mastered by Tomonori Hayashibe & Toyomu Futamata
Produced by macdonald duck eclair
macdonald duck eclair are Michi, Yuki Shimamura & Toyomu Futamata

CD Album / \2,380 (tax in) / 2004.06.09 RELEASE

「〜あなたの心でくるくるまわる、カラフルなスイートメロディーズ〜」

大好評のウサギチャンコンピ2シリーズ中でも非常に高い評価を獲得し、突き抜けるPOPさと切ないメロディーが各方面で話題の
マックドナルド・ダック・エクレア、待望の1stフルアルバム!

キャッチーなメロディーとピコピコなデジタルパンクが絶妙に融合したハイスピードでアッパーなサウンドと、
メロウなボサノヴァやキュートなフレンチポップが対照的に共存する、超不思議ガールポップユニット!
日本語、英語、フランス語を、時にアグレッシヴに、時にウィスパーヴォイスに、各々楽曲に合ったテイストで歌い上げている。


メディア情報

MARQUEE VOL.43(6/10発売)インタビュー
TOKION7月号レビュー
ぴあ6/7発売号レビュー
AQUADIUM6/20発売号レビュー
Sapoo!レビュー
INDIESNEWS.COMインタビュー
SONY Vaio Pocket PRESETトラックとして「texas」収録
着うた au公式着うたサイト"Mop"で配信中。
アクセス方法【EZweb】
EZトップメニュー→カテゴリで探す→→着うた・着ムービー→クラブ・インディーズ→Mop


short short 収録曲について(二俣響)

1.mac teenage riot mp3/Real
V.A. killer-killer USAGI-CHANG収録曲。killer-killer〜の話の時点でatari teenage riotって単語が上がって、歌詞と打楽器の細かいフィルとかはそこから膨らませました。それとBPM222(アルバム最高速)で、J-POPっぽいコード進行とディストーションベースを入れて、大サビがある曲にしよう、と。演奏はキーがC-Amだから簡単だけど速いから忙しいです。歌詞はatari teenage riot関連の単語の継ぎはぎと語感で軽く作った感じです。

2.en route
V.A. USAGI-CHANG SUPER STAR vol.1の時に作った曲。僕の自信作だったんでボツったときは、もうダメかと・・・(でも当時のアレンジは音数が少なくちょっと物足りない気もしたし、結果あのコンピはmy honey dip収録で良かったですが)。マック流メロコアというか青春パンクですね。en routeとは英語でon roadで「さあ出発だ」って意味です。歌詞も日本語で青春ぽくて(作詞者ユキ曰く当時は病んでたかも、とのことですが)、一番いい意味でバンド臭い曲です。

3.texas mp3
V.A. futuretron sampler収録曲。ユキのロックっぽいアプローチで、僕が作る曲と違う感触があって、作業してて新鮮でした。前のボーカル脱退とミチ加入の間に作ったせいもあって(?)、ユキメインボーカルです。ギターのリフとかもユキの指示どおり弾いて、それからいろいろ上ものを足していきました。

4.the yellow go mp3
元曲は一番古いです。アルバムの打ち合わせで収録曲考えていて、AKIさんのリクエストで昔のストックから復活させました。ユキが昔やってたユニットの曲のカセットテープがあって、そこからリズムループとフィルを抜き出して、メロディーを再現して、その上に音をどんどん足して展開を作っていったレゲエ曲。タイムストレッチしなかった(というか当時の環境だとなぜかできなかった)からBPMは変な端数だったりします。ミチのボーカルは最後に録った曲で、他の曲と歌い方が違います。何種類か試して、「ディーバ気取りで」とか指示して。

5.lily rose melody
ユキワールドな曲。音楽理論的に盛りだくさんというか、テンションが多くて、ダイアトニックコードからしょっちゅう外れる感じで、演奏する時は必死です(少なくとも僕は)。ミチ作詞で当初間奏の予定だったところも歌詞ついてきて、歌録りの時よく歌えるなあと感心しました。去年くらいにMike Alwaysにデモを聴いてもらったんですが、この曲が好みだと言っていました。他にもフレンチっぽい方面が好きな人に受けがいいですね。

6.amoureux solitaire mp3/real
LIOのカバー。元々はS.H.A.D.O records(伊)の依頼で作った曲。ユキによるアレンジで、曲調もコード進行もぜんぜん違います。元曲は陽気なエレポップなのに、ガットギターとトライアングルで哀愁たっぷりで、ジェーンバーキンの69 annee erotiqueっぽいのが狙いでした。でもS.H.A.D.O recordsの意図とはアレンジの方向が違ってボツになって、あっちはエレポップっぽいアレンジに代えて現在リリースを待っている状態です。

7.ニャンコ
music relatedのスプリットの収録曲です。これは初期の曲です。ある意味これもユキワールド。最初に歌詞とメロを聞いたときは、たしかユキのMIDI環境を組んだ直後で仮オケ流しながら生で歌うって感じで、強烈な印象でしたね。聴いたこと無い斬新な音楽が生まれた瞬間というかw。それを持って帰って音を足して展開をつけて仕上げました。イントロとか足しても1分にしかならなかったですが。

8.butterfly in the stomach mp3/real
これもmusic relatedのスプリットの収録曲です。スプリットは片面6分で、収録曲2曲決めて残り2分空いたんで、2分の曲を作ろうと決めて作りました。K.O.G.A.のマキシのmany many sweetsとcount to 3の延長っぽいねらいで、many many sweetsのフレーズも引用したりしています。あと、ゲームボーイのnanoloopっていうソフトが16分で刻んでいます。ユキ案で間奏の「エイ!ヤー!トー!」が入って、とても濃い仕上がりになりました。

9.sunflower202020
V.A. futuretron samplerに提供した曲の別バージョンです。生ドラムの切り貼りと裏打ちのリズムに3連符のキメだらけにしようと思って作りました。(ちなみに生ドラムはこの曲とtrack1と2に入れてます。各曲ともスタジオに個人練で2時間入って、1時間練習1時間録音ってスケジュールで、パワーブックに直で録音したものを使っています)生ドラムとシンセのバランスが気に入っています。適度にシンプルでちょっと抜けてて妙なテンションで引っ張られる感じ(抽象的ですが)で、僕自身としては今現在一番好きな曲です。

10.perpetuel mp3
music relatedのスプリット収録曲の別バージョンです。アルバムの他の曲が全部揃って、この曲調が足りないかなと思って最後に作りました。テンポが速くてアナログシンセのアルペジエーターと歪んだギターで突っ走る曲です。さらにシンコペーションとかギターポップをちょっと意識したりして、僕が思うウサギチャンっぽいアプローチをうまく取り入れられたと思います。歌詞はヒモと女性の献身的な愛情についてです。

11.ni le jazz, ni le kir
仮タイトルyukicub。ユキの思うlilicubらしいです(僕にはどの曲が元ネタだかわからなかったですが)。ハヤシベ君のミックスで左右を昔の生バンドっぽくパンを振ってくれたんですが、そのバランスが面白いと思います。ヘッドホンで聴いてるとここでふっと空間が変わる感じで。ミチの歌はわざと下手に歌って昔のフレンチポップっぽくなるように、作詞チーム(ユキと共作詞のタナカアツコ嬢)とかなり練習してました。

12.my honey dip mp3/Real
V.A. USAGI-CHANG SUPER STAR vol.1収録曲。元曲はK.O.G.A.マキシのpetite priereに近い方向で僕が作ったんですが、それをユキによるアレンジで大きく変わりました。マックでしか作りえない切ない泣ける曲になったと思います。名曲だとバンド内でも自画自賛してます。アルバムの他の曲と違って(?)、安心してどんな人にも聴かせられる曲です。

13.over the rainbow
僕がマックに加わってはじめてのミーティング&曲出しのときに「泣ける曲いいねえ」って話になって、その次の曲出しのときにユキが持ってきた曲だから、結構古い曲です。オズの魔法使いの主題歌と同タイトルですけど、カバーではないです。アルバムの最後にふっと力が抜けるような、手作りっぽい質感できれいなメロディーの曲です。

「パンキッシュなフランス人形の化粧をする」
これが今回のアルバムにおけるボクのただひとつの指針で、思うにそれを実現することが全てだった。それはたぶん恐ろしいほどアンバランスな行為で、いろいろな音響的な矛盾を乗りこなしながらの魅力の抽出を限界までやらなければ意味が無い。少しでもマックの良さを殺したらやり直し。だからこそ『short short』のエンジニアリングは40分強のロデオだった。
イエママ・金剛地さんも唸るマックの「アンヴィヴァレントさ」。できるだけ多くのヒトに体験してもらいたいです。

ハヤシベトモノリ(Plus-tech Squeeze Box)


PROFILE

macdonald duck eclair

ミチ(Vo (ex. spoochy):中)ユキ(Compose:右)フタマタトヨム(Compose:左)の男女3人から成る打ち込みガールポップユニット。
99年 K.O.G.Aより1stマキシ「many many sweets」で
インディーズデビュー!
その後、国内外多数のコンピレーションに参加。
音源製作を中心に、非常に高い評価を得ている。

macdonald duck eclair web

'99年1st Maxi「many many sweets」Release (from K.O.G.A RECORDS)
'00年〜03年さまざまなコンピレーション等に参加
'04年1st Full Album「Short Short」Release

「macdonald duck eclair観察記」(未知☆)

ミチとユキはソファに深く沈みこみ、あ!と口をあける。
お菓子の山・くだらないおしゃべり・さっき買った洋服・刺繍糸・
メダカの育児方法・笑い・涙・水中メガネ・ビーズ・自画自賛・
etc・・・etc・・・

フタマタ君はひたすらMACに向う、ごちゃまぜの空間。
鏡・絵・ガラクタの時間・ピンク・イエロー・
3人組・マッキンロックが生まれる瞬間・
水槽・ポンプ・テンピュール!
それがマックドナルド ダック エクレアの正体!?


DISCOGRAPHY

ORIGINAL RELEASE
・many many sweets (K.O.G.A / 1999)
COMPILATION & etc.
・ストロベリーマシン / crazy kilt (abcdefg*record / 2004)
・macdonald duck eclair & micro mach machine split 7" (music related / 2003)
・闘魂っスカ!(ポニーキャニオン / 2003)
・killer killer USAGI-CHANG!! (USAGI-CHANG / 2003)
・Good Girls Don't (K.O.G.A / 2003)
・ウサギチャンスーパースターvol0001 (USAGI-CHANG / 2002)
・Venus69 (SHADO Records / 2002)
・futuretron sampler (POP ACADEMY / 2001)
・a breach of etiquette vol.1 (etiquette recording / 2000)
・smile demo (smile records / 1999)
・米国音楽no14 (1999)
・direct vol8 (1999)


short short BONUS CD (USGB-001)
short short特典として作られた完全限定CDR
TOWER RECORDS新宿・渋谷・梅田店、ウサギチャンメールオーダーで、
キャンペーン中にshort shortお買い上げの方へプレゼント配布
ニャンコのエレクトロディスコパンクなセルフリミックスとthe yellow goのシューゲイザーなセルフリミックスを収録
※現在は入手不可能

1 : ニャンコ (shamal ver.)
2 : the yellow go (wettish ver.) mp3
remixed by toyomu futamata

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